私は、少年野球から高校野球、大学、社会人と様々なカテゴリーで10年間、審判を行っています。
野球をする上で、特に審判員に欠かせないのが「インジケーター」です。
実は、そのインジケーターですが、メーカーによって仕様が違うんです。
「ん?どういうこと?」と思われる方もいると思います。
まず、インジケーターは、ストライク・ボール・アウトカウントの3つが揃い、そこに点数を数えるための「スコア」や、イニングをカウントするために「イニング」のどちらかが付いているものが一般的です。
こちらは、ミズノ製のインジケーターです。
よく見かける、上記の画像のようなインジケーターが主流です。
ダイワマルエスでは、横長の形をしたインジケーターを販売されています。
最近では、なんと、デジタル式のインジケーターもあります!
一口に「インジケーター」と言っても、このようにメーカーごとに様々な種類のインジケーターが販売されています。
メーカーごとにインジケーターがどのような仕様になっているか紹介します。
ミズノ製インジケーター
ストライクとボールのカウントの表示が、ボール・ストライクの順に表示されるようになったため、最近のインジケーターでも、左上にボールを配置されているところが多くなりました。
そんな中でもミズノのインジケーターは左上が従来通りストライクになっており、以前から販売されているような、使い慣れた形のものと同じ仕様になっています。
左上がストライクのものを使用されている方にとっては、ミズノのインジケーターはおすすめです!
SSK製インジケーター
最近多くなっている左上がボールになった形のインジケーターです。カウントをボールから数えることになった現在では、インジケーターもBSO形式のものが増えています。
形状は従来通りで、BSO形式のインジケーターが欲しいという方におすすめです!
SSK製インジケーター(BSOのみ)
SSKでは、シンプルなBSOのみのインジケーターも販売されています。
スコアやイニングのところは使わない!という方もいると思います。
その分、大きさも小さめになっているため、シンプルなものが良いという方向けです。
ローリングス製インジケーター
SSK製インジケーターと同じく、BSO形式になったインジケーター。
数字盤の部分が、白ではなく、黄緑っぽい色をしているのが特徴。
白が良いか、黄緑っぽい色が良いか、文字の見やすさや他の人との差別化として選んでみるのも良いかもしれません。
エバニュー製インジケーター
ちょっとかっこいいインジケーターです。笑
アルミ製のインジケーターになっています。
仕様はBSO形式になっており、ふつうとは違うインジケーターが欲しいという方にはおすすめです!
ダイワマルエス製インジケーター
この長方形の形をしたインジケーターを昔使っていたという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今はなくなってしまいましたが、ハドソンというメーカーのインジケーターに似た作りになっているインジケーターです。
このインジケーターには、各チームのタイムの回数をカウントできるようになっています。
高校野球などタイムの回数を数えたりするときに重宝します。
ダンノ製デジタル式インジケーター
ちょっとハイテクなデジタル式のインジケーターです。
BSO仕様になっており、見た目にも分かりやすいカラーのボタンで操作するようになっています。
タイマー機能もあり、試合時間を計測したりすることもできます。
文字も大きく表示されるようになっており、カウントが見やすいのも特徴です。
インジケーターについてメーカーごとに紹介しました。
メーカーによっても少しずつ違いがあるため、自分なりの見やすさや使いやすさも考えながら選択すると良いですね。