
こんなプレーが起きてしまったら、見ている人にとっては珍プレーですが、そのプレーをやってしまった選手はもちろんですが、ピッチャーとしてはショックですね、、
フェンスを越えない飛球が、外野手のグラブに当たって、そのままスタンドを越えてしまった場合どうなるのか。
結論
外野への飛球(地面やフェンスに触れない打球)が、野手に触れ、そのままフェア地域のフェンスを越えるとホームラン。
外野への飛球(地面やフェンスに触れない打球)が、野手に触れ、ファウル地域のフェンスを越えた場合は、2塁打になる。
野球規則をもとに詳しく解説します。
外野飛球がホームランにはなるのか?
野球規則の5.05「打者が走者となる場合」の(a)、(9)には以下の記載があります。
(9) フェア飛球が野手に触れて進路が変わり、
(A) ファウル地域のスタンドに入るか、またはファウル地域のフェンスを越えた場合——打者に二塁が与えられる。
(B) フェア地域のスタンドに入るか、またはフェア地域のフェンスを越えた場合——打者に本塁が与えられる。
ただし、(B)の場合、そのスタンドまたはフェンスが、本塁から250㌳(76.199㍍)未満の距離にあるときは、打者に二塁が与えられるだけである。
野球規則より引用
つまり、フェア地域への飛球(地面やフェンスに触れていない打球)に、野手が触れてしまい、フェア地域のスタンドに入るか、フェア地域のフェンスを越えたら、ホームランになるということになります。
ただし、フェア地域への飛球(地面やフェンスに触れていない打球)に、野手が触れてしまい、ファウル地域のスタンドに入るか、ファウル地域のフェンスを越えた場合は2塁打です。
フェアゾーンに飛んだ飛球に対して、野手が取り損なったボールがフェンスを越えたからと言って、すべてがホームランになるということではありません。
フェア地域のフェンスを越えたのか、ファウル地域のフェンスを越えたのかで大きく異なります。
ここを間違えると1点入るか入らないかということに関わるので、まれにしか起こらないプレーとは言え、覚えておかないといけないことです。
ポイント
フェア地域への飛球に野手が触れてフェンスを越えた場合、
- フェア地域のスタンドを越えたら、ホームラン
- ファウル地域のフェンスを越えたら、2塁打
ここは覚えておきましょう!