
高校野球や大学野球ではよくある光景ですね。
高校野球を経験された方は用具の点検を受けられたことがあると思います。
また、審判を始めたばかりの方は何を見たら良いかも分からないと思います。
ちなみに私も恥ずかしながら、初めて用具の点検に行ったときには何を見て良いのか分からず、ヘルメットをざっと見て終わらせたことがありました。
結論
用具点検でチェックすべき項目は、
- バット
- ヘルメット
- グローブ
- キャッチャー用具
(各連盟によっても確認している項目は異なりますので、主に確認すべき項目をあげています。)
用具点検はなぜ審判員が行うの?
そもそも、なぜ審判員が用具点検を行うのか気になりませんか?
審判員は、アウト・セーフ、ストライク・ボールを言うだけではありません。
公認野球規則の、4.00「試合の準備」という項目の4.01に「審判員の任務」というところがあります。
試合前に審判員が行うこととして、4.01の(a)で、
(a)競技に使用される用具、およびプレーヤーの装具が、すべて規則にかなっているかどうかを厳重に監視する。
公認野球規則より引用
つまり、野球規則の中でも、「審判員が用具の点検をしてください」と明記されています。
なぜ審判員からそんなチェックを受けないといけないんですか!と言われたときは、
野球規則の4.01の(a)を説明するとOKですよ!
(もちろん、自分がそのルールがあることを正しく理解した上でです!)
用具点検でチェックすべき項目
- バット
- ヘルメット
- グローブ
- キャッチャー用具
上記の項目を主に確認するとお伝えしました。
実際に、どこをどのように見たら良いかについて解説します。
バット
- SGマークの「S」のマークがあるか
- 割れやへこみがないか
- グリップのテープが剥がれかけていないか
特に、割れやへこみは試合中にケガの原因となったり、ボールに傷が入ったりしまったりしますので注意が必要です。
確認する方法
SGマークは、グリップの上あたりに、割れやへこみは、バットをくるくる回しながら手で触っていくとわかりやすいです。
ヘルメット
- SGマークの「S」のマークがあるか
- 割れやへこみがないか
- 耳当ての中のクッションが取れかかっていないか
確認する方法
SGマークは、耳当ての上あたりに、割れやへこみは、ポンポンとヘルメットを軽く叩いてみると割れていたところがわかりやすく出てきたりします。
グローブ
- 締め紐の長さ
野手が走者にタッチをしたりするときに、紐が長いと目に入ったりしてしまう危険があるからです。
しっかり紐は結ばせ、親指くらいの長さで切るようにしましょう。
確認する方法
選手に声を掛けて注意を促します。
キャッチャー用具
- 割れやへこみがないか
- ファウルカップは入れているか
割れやへこみがあると、走者と接触した際にケガを負わせる可能性があります。
ファウルカップは、自分の身を守るために、準備投球の時から入れさせるようにしましょう。
確認する方法
プロテクターやレガースは触って確認するとわかりやすいです。
※これ以外にも、各連盟や団体ごとに取り決め事項がある場合があります。
例えば、私が実際に用具点検で行うことは、エルボーガードや打者用のレガース、マウスピースの色の確認があります。
打者用のレガースにも割れがないか、エルボーガードのゴムが伸びきっていないかなどを確認しています。
エルボーガードのゴムが伸びきった状態で打席に入られて、そこに投球が当たったりすると、揉めたりする原因になりますからね!
このように、用具点検も、試合前に行う審判のミーティングと同様に、審判員が行う重要な仕事です。
試合前に何を確認する必要があるのか事前の確認が必要ですね。