目を保護するサングラスやコンタクト。UVカットとかよく書いてあるけど、ほんとに効果があるの?
効果があるんだったら、どんな効果があるの?そもそもUVの影響は?
目を保護するためのUVカットについて詳しく教えてください。
悩みを一つずつ解消します。
この記事でわかること
- UVって何?
- UVが目にもたらす影響とUVカットの効果
- UVカットのサングラスやコンタクトを選ぶ時の注意点
さっそく説明します。
UVって何?
UVとは「紫外線」のことで、英語でUltra Violetと言います。
そのUltra Violetを略して「UV」と呼ばれています。
UVについてもう少し詳しく説明をすると、UV-A、UV-B、UV-Cと3つに分かれていて、紫外線の波長の長さによって変わってきます。
波長の長さと言うと難しいので、できるだけ簡単にします。
「UV-A」は、紫外線の力自体は強いものではありませんが、物質を通しやすく、窓を通しても影響を受けることになり、シミやそばかすの原因になります。
「UV-B」は、「UV-A」より強力な紫外線で、外にいるとヒリヒリしたりする日焼けの原因になります。
ちなみに、「UV-C」はオゾン層で吸収されてしまうので、私たちがいる地表には届きません。
続いては、UVが目にもたらす影響についてです。
UVが目にもたらす影響とUVカットの効果
何の対策もせずに紫外線を浴び続けることによって、白内障や角膜炎、翼状片等の病気になる可能性があります。
例えば、長時間外にいるときや、スキー場で雪に反射した強い紫外線を浴びて、目に痛みが出るときがあります。
これが紫外線の影響で角膜に炎症が出ている状態です。
これらの紫外線を防ぐことにより、様々な病気になるリスクを避けることができます。
ただ、最近の研究結果の中には、紫外線を浴びることで近視の進行の予防になることも分かっています。
これは、「バイオレットライト」という紫外線の中に含まれる光が近視の進行を予防するというものです。
外で多く遊ぶ子どもたちに近視が少ないのもこの影響ではないかと言われています。
UVカットのサングラスやコンタクトを選ぶ時の注意点
サングラスを購入するとき、レンズの濃い色を選ぶと、より紫外線を遮断できると思っていませんか?
大事なのは、「紫外線透過率」です。
これは、どのくらいの紫外線をカットできるかの割合です。
また、「UV-A」や「UV-B」のどちらをカットするかも記載されている場合もあります。
外での活動が中心の場合は「UV-B」の強い紫外線をカットできるようなサングラスやコンタクトを選ぶと良いです。
まとめ
紫外線やブルーライトをカットして、「バイオレットライト」を通すようなメガネもあります。
一度チェックしてみてはいかがでしょうか?